インタビュー回答者
代表:白井さん
カルテは紙で記入しており、今月・先月・それ以前、といった形で棚で分けて管理していました。
その仕分け作業や、患者さんごとにカルテを出し入れする作業が非常に手間でした。
開業3年目を迎え、過去の2年分のカルテがかなりの量になっていたため、保管スペースの限界を感じ、電子化を検討し始めました。
もともと予約システムはワンモアハンド*を使っていましたが、カルテを電子化するなら予約システムも合わせて見直すべきかと考え、数社比較しました。
ただ、ワンモアハンドの予約機能やLINEリマインド機能が他社よりも優れていて、やっぱりワンモアハンドは変えたくないな、となりまして。
そんな中、ワンモアハンドと連携できる電子カルテがあるということでご紹介いただいて、カルテの機能的にも問題なかったため、カルッテ導入を決めました。
* 株式会社クロスリンクがカルッテとともに提供する予約システム
カルテの管理と記入の効率化の両面で業務が大幅に楽になりました。
自宅でカルテを書くこともありますが、紙カルテ時代は必要なカルテを持ち帰る際、「あ、この患者さんの分を忘れた!」ということがありました。電子カルテではその心配がありません。
管理の面では、これまでの紙カルテの仕分け作業・出し入れ作業がなくなり、時間の短縮につながっています。
記入の面では、手書きよりもタイピングのほうが早く、難しい漢字の多い筋肉名や関節名なども綺麗に残せる点が便利です。カルテの内容も手書きの時より詳細に残せています。
また、非常勤スタッフへの情報共有も楽になりました。以前は「明日の患者さんはこの施術をしてこれを案内してね」というような指示をLINEで送って伝えていました。
今はカルッテに指示を残しておけば確認してもらえるため、手間が減りました。スタッフが書いたカルテもカルッテですぐ確認ができます。
以前はカルテ関連の一連の作業に1時間以上かかっていましたが、現在は30分程度に短縮できており、これまでに比べて50%の時間削減につながっています。
特に役立っているのが、Web問診機能です。
これまでは患者さんが来院されてから、紙の問診票に記載していただいていましたが、人によって5分で書き終わる方もいれば、15分かかる方もいらっしゃいます。
確保している施術時間がギリギリになり、次の方がお見えになってスケジュールが詰まってしまうこともあって、ここまでに終わらせなきゃ、という精神的な負担がありました。
カルッテで事前に問診に回答いただいていると、その分の時間が省略され、気持ちに余裕をもって施術や説明ができます。患者さんにとっても待ち時間が減るので、双方にメリットがあると思います。
事前の施術に関する説明と同意の署名に対応しているのもいいですね。以前は説明文をラミネートしてその場で読んでいただいていましたが、これも読むのに時間がかかる方がいらっしゃったので、来院前に済ませられるのが効率的です。
また、当院は紹介で来院される方も多いので、問診票に紹介者さんの名前の記入欄を設けています。同じスポーツチームやマラソンランナー同士の紹介が多いのですが、紹介者欄を見れば「あ、この方の知り合いなんだ」というのがすぐに分かり、初回から会話が弾みやすくなるのも良いですね。
当院はスポーツ選手への施術が中心で、足のサイズを細かく測定してインソールの調整を行っています。
この計測データや撮影したエコー写真もカルッテでシェアでき、経過を一緒に確認できる点が非常に便利です。
また、学生の患者さんが一人で来院されるケースも多いのですが、親御さんにシェアしたカルテを見ていただき、どんな施術をしたのか・お子さんがどんな状態なのかをしっかり把握していただけます。
カルテシェアにより情報を明確に開示できるため、患者さんに「ここなら任せても大丈夫」と信頼していただけるのが大きなメリットだと感じています。
現在は基本的に一人で施術を行っていますが、今後はスタッフを増やしていきたいと考えています。スタッフが増えれば、ワンモアハンドやカルッテの活用幅も広がると感じています。
要望としては、カルテをシェアする際に、専門的すぎて患者さんには伝わりづらい情報は非表示にできるような「シェア範囲の選択機能」があると嬉しいです。