1人経営の整骨院・鍼灸院が売上を伸ばすための3つの実践アプローチ

1人経営の整骨院・鍼灸院が売上を伸ばすための3つの実践アプローチ

山本 圭吾

山本 圭吾

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〜時間の切り売りを脱却し、長く愛される整骨院・鍼灸院になるために〜

整骨院や鍼灸院を1人で切り盛りされている院長先生、毎日本当にお疲れ様です。
受付から施術、日々の清掃までをご自身で行うことは並大抵ではありません。

「予約をこれ以上詰められないのに売上が頭打ち…」「体力がいつまで持つか…」と不安を覚える瞬間はありませんか?

1人経営には「自分の目がすべての患者様に行き届く」という強みがあります。
しかし、院長先生の「時間」と「体力」がそのまま売上の限界を決めてしまうのも事実です。
1日にお迎えできる数に限りがあるからこそ、これまでと同じやり方では、いずれ経営も心身も疲弊してしまいます。

では、限られた時間の中で、どうすれば健康的かつ安定して売上を伸ばしていけるのでしょうか?
今回は多くの1人経営の現場を見てきた経験から、今すぐ実践できる「3つのアプローチ」をお話しさせていただきます。

院の運営を振り返りながら、ぜひ最後までお付き合いください。

目次

1.「時間の長さ」ではなく「価値」を売る高単価メニューの構築

多くの1人院が陥りがちなのが、「60分〇〇円」といった時間を基準にした価格設定です。
実はこれが経営を苦しくする最大の原因です。

患者様が本当に求めているのは施術時間でしょうか?
いいえ、その先にある「痛みが取れて仕事が楽になること」や「趣味を楽しめるお身体」という変化やゴールの達成のはずです。

売上を無理なく伸ばすには、提供する価値の基準を「時間の長さ」から「得られる効果や未来」へシフトさせる必要があります。

目安は「分単価を150円から200円以上」に設定することです。
例えば30分の施術であれば5,000円〜6,000円以上が一つの指標になります。

「専門性を打ち出し、ターゲットを絞り込む」

「高い金額にしたら、誰も来なくなるのでは…」と不安に思うかもしれません。
確かに単なる「もみほぐし」のままで値上げをすれば患者様は離れます。

だからこそメニューに明確な「専門性」を持たせるのです。

例えば「産後の骨盤矯正」や「姿勢改善」など、痛みの根本原因に直接アプローチするメニューを構築します。

そして、「誰でもいいから来てください」を卒業し、「多少お金がかかっても本気で解決したい」という方にターゲットを絞り込みましょう。

独自の強みを明確にして共感する患者様を集めることで、近隣との価格競争に巻き込まれないポジションを築くことができるようになります。

2. 新規集客に依存しない「リピート率向上」の徹底的な仕組み化

売上を上げようとするとき、真っ先に「新しい患者様を呼ばなくちゃ!」と広告やチラシに力を入れる方が多くいます。

もちろん新規集客も大切ですが、1人経営において最も効率的なのは「一度来てくださった患者様に、長く通っていただくこと」です。

どれだけ頑張って新しい方を集めても、2回目、3回目につながらなければ、底に穴の開いたバケツにお水を注ぎ続けているようなものです。

これではコストもかかり、精神的な負担も大きくなってしまいます。
まずはしっかりとバケツの穴を塞ぎ、リピートの仕組みを整えることが先決です。

1.初診時に「理想のゴール」と「治療計画」を共有する

リピートしていただけるかは最初の出会い、つまり「初診時の対応」で決まります。
カウンセリングの際、単にお身体の痛い場所を聞くだけで終わっていませんか?

大切なのは、一歩踏み込んで「お身体が良くなったら、どんなことがしたいですか?」と、患者様が本当に望んでいるゴールを一緒に確認することです。

その上で、専門家として明確な通院計画を提示してあげてください。

「今の状態を根本改善してゴールを達成するには、最初の1ヶ月は週に〇回、その後は月に〇回のペースで、合計〇ヶ月の通院が必要です」と自信を持ってお伝えするのです。

納得感のあるロードマップを最初に示してあげることが、継続通院への最大の動機付けになります。

2.都度払いを脱却し、継続のハードルを下げる

毎回のお会計時に「次回はどうされますか?」と聞く都度払いは、患者様に選択を毎回迫ることになり、通院を中断してしまうきっかけを作りがちです。

お身体をしっかり治していただくためにも、回数券や会員制(定額制)といった、継続通院が当たり前になるような選択肢を用意しておきましょう。

これにより、患者様も通う覚悟が決まり、治療効果が出やすくなるだけでなく、院の経営も安定するというメリットが生まれます。

3. 密な関係性を武器にする「ファン化」と交通事故対応

1人経営の最大の武器は、患者様と「1対1の深い信頼関係」を築けることです。
大手の治療院のように、行くたびに担当者が変わって落ち着かないということがありません。

この強みを最大限に活かして、あなたの熱烈なファンになっていただく工夫をしていきましょう。

人は、どんなに素晴らしい施術を受けても、時間が経つとその感動を忘れてしまいます。
ですから、次回の来院までの間に「忘れられないための工夫」をすることが欠かせません。

例えば、お帰りになったその日のうちに、初診のお礼や「今日お話ししたストレッチ、無理のない範囲で試してくださいね」といったメッセージを送ります。

その後も定期的に健康情報を届けることで、患者様の中で「困ったら、あの先生に相談しよう」という唯一無二の存在になることができます。

また、経営を安定させる上で、もうひとつ視野に入れておきたいのが「交通事故対応」です。

交通事故によるケガの対応は専門知識が必要とされる一方で、お一人あたりのサポートの重みが大きく、院の運営に大きな安心感をもたらしてくれます。

既存の患者様に対して、「万が一、事故に遭われてしまったときは、一番に私に相談してくださいね」と院内でお伝えしておくことで、地域の中で頼れる相談窓口としての信頼を獲得することができます。

医療機関とも上手く連携しながら、困っている方を包括的に救える体制を整えておきましょう。

4.さいごに

いかがでしたでしょうか?

1人経営の整骨院や鍼灸院が、体力をすり減らさずに売上を伸ばしていくためのヒントが見えてきたかと思います。

大切なのは、あなたの貴重な時間の価値を最大化し、目の前の患者様との絆をどこまでも深くしていくことです。

時間を切り売りする毎日から一歩抜け出し、あなたも患者様も笑顔になれる、そんな理想の治療院作りをぜひ進めていってくださいね。

応援しております。

5.日々の運営を支え、ファン作りを仕組み化するおすすめツール

1人経営でのお悩みを解消し、リピート率向上やファン化を円滑に進めるためには、事務作業を自動化し、患者様とのコミュニケーションに集中できる環境を整えることが大切です。

そんな院長先生をサポートする、信頼できる2つのシステムをご紹介します。

1.予約管理システム「ワンモアハンド」

24時間365日自動で予約を受け付け、キャンセル待ちや事前のリマインドメール送信まで網羅するシステムです。

手動での受付作業をなくし、施術や患者様への向き合いにすべての時間を使えるようになります。

2.オールインワンツール「カルッテ」

電子カルテ作成から患者様ごとの施術記録、画像管理、来院後の丁寧なメッセージ配信まで一元管理できるシステムです。

患者様との密な関係性を維持し、自然な形でリピートやファン化を促進します。

📌 詳しくはこちら
👉 ワンモアハンド https://pr.onemorehand.jp
👉カルッテ https://kartte.jp/

山本 圭吾

著者

山本 圭吾

株式会社クロスリンク 取締役。

新卒で株式会社USENに入社し営業職に従事。その後、株式会社リクルートに入社しHotPepperの営業に従事。通期表彰などを受賞。

2010年、株式会社クロスリンクに入社。営業、企画、人事と多岐に渡る業務を経験。2016年、同社の取締役に就任。現在に至る。